DIGITAL COWBOY、自動追尾機能を搭載したWebカメラ「DC-NCSC1」
首振り機構や、デジタルズームを備え、さらに、
動く被写体を自動追尾する機能まで備えて、
たったの、6,980円(税込)
Webカメラも安くなったもんだなぁ〜
と感慨にふけっている場合では無い。
なんで、こんなに安くできるかと言えば、ほとんどの機能をソフトで実現しているから。さらに、そのソフトが動くのは、PC。
PCは既にあるという前提だから、すばらしい機能をタダに近い金額で提供できる。
こういうモデルが家電にも応用できたら、どんなに凄いことになるか!?
汎用プラットフォームの座を、PS3が握るのか。
その他のシナリオも色々ある。考えはじめると、きりが無いのだが。
さらに、この話にはオチが付いていて、監視カメラ用途で使うことを最大の売りにしてるわけだが、それ向けのソフトは、利用期間に応じたsubscription modelになっている。
3ヵ月 1,260円(税込)
6ヵ月 2,100円(税込)
12ヵ月3,780円(税込)
長く使ってもらえれば、相当の金額がこの会社に流れてくることになる。
もっとも、それはユーザーが、そのサービスの価値に納得すれば、の話だが。
逆に、お金を払っているお客さんは、メーカーに文句を言いやすい。お客さんからのクレームは、製品改良のヒントになる。つまり、継続的に文句を言ってもらえるお客さんを抱え込むことは、長い目で見れば、その会社の強みになる。
売り切りではなくて、お客さんとの付き合いを継続させる仕組み。
ソフト業界では普通かもしれないけど、ハード業界、特に一般家電には、あまりそういう発想が無かった。
subscription modelは嫌われるという話もあるけど、もうハードもソフトもそういう時代なんじゃないかな。継続的に評価されて、ダメになったら、さっさと契約を打ち切られる。そういう緊迫した環境におかれないと、ついつい安易な製品を作ってしまう。
メーカーにとっても、ユーザーにとってもメリットのあるモデルが、subscription modelである気がしてならない、今日この頃です。
- 参考:
- BCNランキング : 人気集まるWebカメラ、コーヒーポット監視からビデオチャットに広がる用途
- 矢野経済研究所、Webカメラの市場動向調査で国内は前年比200%以上に
Webカメラ市場規模(2005年)は、
海外67万台、国内13万台、合計80万台

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