2006年05月23日

君は“感じる”ことが出来たか? -- VAIO Type U秘話

先週のアカデメディア『デジタルスタイル会議』ですが、感想を書こうと思っていたのに、色々考えていたら今日になってしまいました。

考えたわりには内容無いかも。orz

VAIOを2台所有している身としては、VAIO開発チームがどんなプレゼンをするのか、興味深々。当日のソニーさんスタッフが異様に多くて、何をしてくれるんだろう?何をされるんだろう?という期待感が上昇しまくり。

で、出てきたのが「type U」


「見る」のでは無い。「感じる」のだ!

というフレーズ。渋い。


キーボードのLEDバックライトを使って、生きてる感を演出。
光り方を20種類以上試して、選んだ。

でも、本当はそれで終わりにして欲しくない。
20種類以上の没ネタを公開して欲しい。
新規の光パターンを開発・インストール出来るツールを提供して欲しい。
私のは、こんな風に光るぞ!って自慢したい!

いじって、公開して、コメント付け合って、更に改良して...

というループを無限に繰り返す。

そのループこそが、楽しいんだよ!


昔、VAIOのあるモデルで、音楽再生ソフトのグラフィックイコライザーを使って、何パターンかのプリセットが入っていた。レコーディングエンジニアとか、著名な人とかが、設定したプリセットを楽しむ。そして、ちょっといじってオリジナルを作ったら、その設定をまた公開できる。そういうループが起きたかどうか知らないけど、そのソフトのことを知って、なんかワクワクしたのを思い出した。


「カタログが50ページあれば、拘りの全てを書けたのに」というフレーズがあったけど、たった50ページ分なのか? それだけなのか?

本当は、もっと膨大な拘りや、悩み・苦しみや、気づきがあったんじゃないか? そういったものを専用blogで吐き出すときなんじゃないかな。


「こんなことが出来るよ」なんて、聞いててもつまらない。

使い方はこっちで考えるからさ。

「こんな想いで、ここの出っ張りの角度を決めたんだよ」

みたいな話が聞きたいよ!


大量生産もいいけど、『想い』は大量生産できないからね。

Web2.0は、情報発信者と情報消費者が混然となったモデル。

もの』の生産も、消費と一体になったモデルに進化するときが来たような気がする。


そんな予感を感じさせてくれた日でした。





これも、続くのかな?
posted by shigepi at 00:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 企画×企画(準備編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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