2006年06月03日

MPUとCo-Pro.の関係 -- AMDの場合

Wintelとか言われて久しいけど、AMDだって色々やってる。

次世代のエコシステムを作るのは、こういうトレンドがきっかけになるのかもしれない。


拡大が進むAMDのコプロセッサ構想 (by 後藤弘茂氏 2006年6月1日)

マルチコア化だけでなく、特定用途向けのコプロセッサをサポートしていく戦略。

現時点で注目している、コプロセッサの用途は、
Java、XML、ベクタ浮動小数点演算、セキュリティ暗号化の4分野

その他の用途も開拓される筈だが、全部をAMD自身が開拓することはなく、サードパーティーにもビジネスチャンスを与える。エコシステムを形成できれば、AMDのビジネスも拡大するという目論見。

全てを自社で抱え込む、Intelとは対照的な戦略。


なるほど〜〜

用途特化の専用システムにも、汎用MPUが進出しやすくなる。



専用コプロセッサをシステムに付与する「Torrenza」

「Torrenza」って言うんだ。

プラットフォームのオープン路線を推し進める「Torrenza」

マザーボード上のHTX拡張スロットを利用して接続することも出来る。



既に、こんなボード(モジュール?)も出ている。

米DRC、Opteronソケットに実装するFPGAコプロセッサ 「DRC100」シリーズ
DRC Computer Corporation

HyperTransportを介して、他のMPUと通信するFPGAボード。

マルチプロセッサ用の汎用マザーボードに搭載して使える。
米Crayのスーパーコンピュータに採用された。


どんどん、夢が現実になっていく〜〜
posted by shigepi at 01:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 気になるモノ系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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