次世代のエコシステムを作るのは、こういうトレンドがきっかけになるのかもしれない。
拡大が進むAMDのコプロセッサ構想 (by 後藤弘茂氏 2006年6月1日)
マルチコア化だけでなく、特定用途向けのコプロセッサをサポートしていく戦略。
現時点で注目している、コプロセッサの用途は、
Java、XML、ベクタ浮動小数点演算、セキュリティ暗号化の4分野
その他の用途も開拓される筈だが、全部をAMD自身が開拓することはなく、サードパーティーにもビジネスチャンスを与える。エコシステムを形成できれば、AMDのビジネスも拡大するという目論見。
全てを自社で抱え込む、Intelとは対照的な戦略。
なるほど〜〜
用途特化の専用システムにも、汎用MPUが進出しやすくなる。
専用コプロセッサをシステムに付与する「Torrenza」
「Torrenza」って言うんだ。
プラットフォームのオープン路線を推し進める「Torrenza」
マザーボード上のHTX拡張スロットを利用して接続することも出来る。
既に、こんなボード(モジュール?)も出ている。
米DRC、Opteronソケットに実装するFPGAコプロセッサ 「DRC100」シリーズ
DRC Computer Corporation
HyperTransportを介して、他のMPUと通信するFPGAボード。
マルチプロセッサ用の汎用マザーボードに搭載して使える。
米Crayのスーパーコンピュータに採用された。
どんどん、夢が現実になっていく〜〜