ゆるゆる系だなぁと思っていたら、プレゼンに呼ばれるなんて。
さら〜に。。。
今回のアカデメディアは、「Life Hackers Conference 2006」ということで、GTD系のお話。
GTDについては、凄く納得できて、満足!
(詳細は、別エントリーで書く)
で、個人発想の時間
お題は、
2006年末、大ヒットUSB周辺機器を発明した。知的生産者の、まったく新しい習慣を生み出した、その周辺機器とは?
最初に考えたのは、キーボードとPCの間に挟んで、キーのログを全部取って、PCがクラッシュしたときに、好きな時点に戻れるというツール。でも、いまやノートPC全盛時代。しかも、効果が限定的過ぎる。ダメだ。。。
次に考えたのは、画面の任意の部分をクリップして、印刷するツール。USBメモリーサイズ。ちょっと実現は厳しそうだけど、まあ、そのくらいがウケ狙いとしてはいいかな。出てきた紙が、Post-itみたいに、ペタペタ貼れるといいな。付箋印刷機。名づけたのは「memo-it」
でも今回は、個人賞が無いということで、グループ賞に掛ける!
グループが編成されて、各人のアイデアを披露。
ヘッドギア系あり、音声メモ系あり、色々。
そんな中、私が注目したのは、サイコロ・インターフェイス系を提案した人
なかなか良かったのだけど、決め手となる説明が出来ず、そのまま。
なかなか意見が纏まらず、時間が過ぎていき・・・ 10分経過。
そろそろ、アイデアを纏めないと。。。
とりあえず、多数決取ってみますか。ということで・・・
結果は、3:2:1で、なんと私のアイデアが人気No.1
えっ!そうなの!?
こんなので、いいの??
成り行きで決まっちゃったけど、そうなったら、この駄作をなんとかブラッシュアップするしかない。
「どんな風に使うのかなぁ?」
「Check*Padのリストを印刷できると、いいんじゃない?」
「そうそう。そういう感じ」
「と、いうことは、名前は、Print*Padかなぁ」
「いいっ! それ頂き!」
名前が決まると、急にコンセプトが絞り込まれていく。
「Check*Padを、リアルの世界に持ち込む」
「リストの共有も、リアルに出来る」
「手を動かして、体全体で考える」
「考えてるだけじゃ、だめなんだよ!」
追い詰められた、最後の5分で、皆から、アイデアが出る出る。
凄い集中力。これが、グループの力!
時間ギリギリになって、やっと『Print*Pad』のアイデアが纏まる。
でも、やっぱり平凡かなぁ。と思えてきた。
ちょっと、疲れ気味で、休憩時間。
模範解答(?)の赤松さんのテーマは「温泉」
お風呂をUSBで繋ぎ、遠くの人との一体感を作り出す。
これぞ、温泉効果!?
秀悦です!
USBの概念を越えてます。そんな発想力が欲しい!
で、優秀賞候補が4組。 最初のチームは。。。
自分たちの名前が呼ばれて、ちょっと唖然。
全然準備してなかったのに、なりゆきで、私がプレゼンすることに。
何を喋ったか、殆ど覚えてません。orz
とりあえず、微妙にウケていたので、少し安心。
まあ、トップバッターはこんなもんでしょ。
次々にプレゼンが進んでいき、最後に、橋本さんが登場したときは、
やられた!
と思ったけど、いまひとつ決定力が無かったみたい。(偉そうで、すみません)
会場投票の前に、田口さんがおさらいとして、
「Check*Padのリストをペロリ〜んと印刷してくれる、Print*Pad」と
要約してくれて、イケてるかも。の予感。
(1行でうまく要約できると、本当に説得力がある)
田口さん、私のつたないプレゼンを補ってくれて、ありがとう〜!!
1位の発表で呼ばれたときは、
おおぉ。。。 こんなので、いいの?
という気持ちもありましたが、
Make It Simple (機能が分かりやすい。素直に欲しいと思える)
メタファーで訴える (Check*Padとの関連で、具体的なイメージを訴求)
あえて、機能削減 (汎用性を追及するより、Check*Pad専用です、と言い切った方が分かりやすい)
運用コストの最小化 (簡単に使えそう。面倒じゃない)
といった、本日のツボをうまく散りばめた、奇跡的な成果だったと気付く。
成功するときは、案外、不完全燃焼感(まだまだ、やり残したことがある感)を漂わせながらも、まわりから、いいじゃん、と言ってもらえる。そんな棚ボタ的要素があるのかも。
これも、あの最後5分の集中が無かったら、成し得なかったこと。
あまり成功体験が無い私には、凄く勇気付けられた出来ことでした。

で、戦利品は、

私が頂いたのは、001 Correcting 版


それから、全員に配られた、3色クリアファイル(1枚は、Life Hacks pressロゴ入り)
でも、モノより、もちろん成功体験の方が大きな収穫でした。まる。

今回はとてもうれしい体験をさせていただいてありがとうございました.
僕もみなさんがアイデアを付け足していく過程がとても面白かったです.
全体会議ではありがとうございました.
あれほどぽんぽんとアイデアがくっついていく体験は初めてでした.
元のアイデアがシンプルだったからだと思います.